[厚生労働省]海外の感染・発生状況について[5/13]

5月13日までの新型コロナウイルス、海外の感染状況を表したグラフです。
データは「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年5月13日版)の国外の発生状況について」に基づいてます。
世界の新型コロナウイルスの感染状況の推移
世界の感染数の推移が見やすくなるように、動画にしてみました。YouTubeで公開中。
海外の新型コロナウイルスの感染者数の推移グラフ

グラフを見てもわかるように、現在アメリカが感染の中心地として新型コロナウイルスが拡大していて、世界の感染者数の約3割となっています。
5月13日、アメリカ国内の感染者が、23,151人が確認されました。1日ぶりに2万人超え。
アメリカだけで感染者の累計は137万人近くとなっています。
全体的に見ると徐々に横ばいになるような動きなってしてますが、他の国と比べるとまだまだ多くの感染者が確認されています。また、ロシアやブラジルの感染が1万人を超えてきたことから、世界の感染状況が変化してきました。
アメリカの感染者数を除いたグラフ

5月1日に、新型コロナウイルスの発生源であった中国でしたが、他の国で感染が広がったことで、感染報告の上位から外れました。
こうしてみると、中国以上に他の国で新型コロナウイルスの感染力がどれだけ驚異なのか感じさせられます。
13日のロシアでの感染者は、10,887人と1週間続けて1万人以上が確認されています。これはアメリカに次ぐ感染者数でとなっています。
さらにロシアは、スペインとイギリスの感染者数を超えました。これによりロシアは第2の感染国となりました。これにより、世界第3の感染国はスペイン、世界第4はイギリスとなります。
ブラジルでの感染者は9,271人が確認されています、これは、アメリカとロシアにつぐ3番目に多い。現在は世界第6の感染国となってますが、このままで行くと1週間後にはイタリアを超えて第5の感染国になりそうです。
ヨーロッパ圏で徐々に感染数は落ち着いてますが、イギリスでは3,403人が確認されました。また、ロシアでの感染拡大に伴いイギリスが第4の感染国と移り変わりました。
5月4日から感染報告が落ち着き始めたスペインでは、新たに594人の感染が報告されてします。
海外の新型コロナによる死亡者の推移グラフ

5月13日、アメリカでの死者は2,043人となりました。2,000人を超えたのは5日ぶり、11日と12日では死者は3ケタまでに落ち着いた。
また、アメリカでの新型コロナウイルスの死者が8万人を超えています。
同日のロシアでは、連日の感染報告が1万人が確認されていますが、死者は107人と感染数に対して圧倒的に少ない死者数となっています。
13日、イギリスの死者数は627人と急増。前日と比べると3倍近くになっています。新型コロナウイルスによる死者数は、アメリカに次いでイギリスが多い。
これまでヨーロッパ圏で多くの死者が出ていた、イタリアやスペイン、フランスなどは、徐々に死者が減ってきてて、1週間前と比べると200人前後と半減。少ない時には2ケタまでに抑えられています。
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