[厚生労働省]海外の感染・発生状況について[5/12]

5月12日までの新型コロナウイルス、海外の感染状況を表したグラフです。
データは「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年5月12日版)の国外の発生状況について」に基づいてます。
世界の新型コロナウイルスの感染状況の推移
世界の感染数の推移が見やすくなるように、動画にしてみました。YouTubeで公開中。
海外の新型コロナウイルスの感染者数の推移グラフ

グラフを見てもわかるように、現在アメリカが感染の中心地として新型コロナウイルスが拡大していて、世界の感染者数の約3割となっています。
5月12日、アメリカ国内の感染者が、16,960人が確認されました。4月25日から15日ぶりに少ない感染となりました。
ですが、アメリカだけで感染者の累計が134万人近くとなっています。
全体的に見ると徐々に横ばいになるような動きなってしてますが、他の国と比べるといまだに多くの感染者が確認されています。また、ロシアやブラジルの感染が1万人を超えてきたことから、世界の感染状況が変化してきました。
アメリカの感染者数を除いたグラフ

5月1日に、新型コロナウイルスの発生源であった中国でしたが、他の国で感染が広がったことで、感染報告の上位から外れました。
こうしてみると、中国以上に他の国で新型コロナウイルスの感染力がどれだけ驚異なのか感じさせられます。
12日のロシアでの感染者は、11,648人と1週間続けて1万人以上が確認されています。これはアメリカに次ぐ感染者数でとなっています。
さらにロシアは、イタリアの感染者数を超えました。これによりロシアは第4の感染国となっています。
現在ロシアは、世界第2の感染国であるスペインとは6,000人ほど、世界第3のイギリスとは、2,000人程までとかなり感染拡大しています。明日にもロシアは世界第2・第3の感染国になってしまいそうです。
ヨーロッパ圏で徐々に感染数は落ち着いてますが、イギリスでは3,877人が確認されたことで、イタリアを超えてイギリスが第3の感染国と移り変わりました。
5月4日から感染報告が落ち着いてたスペインは、新たに3,046人の感染が報告されました。これは8日ぶりの多さです。
海外の新型コロナによる死亡者の推移グラフ

5月12日、アメリカでの死者は772人でした。1ヶ月以上で毎日1,000人以上がなくなっていましたが、やっと3ケタまでに落ち着いた。3ケタは二日続けてとなります。
ですが、アメリカでの新型コロナウイルスの死者が8万人を超えました。
同日のロシアでは、連日の感染報告が1万人が確認されていますが、死者は94人と爆発的な急増にはなっていない様子です。
12日、イギリスの死者数は210人に減少。3日前と比べると1/3までとなっています。
ヨーロッパ圏で多くの死者が出ていた、イタリアやスペイン、フランスなどは、徐々に死者が減ってきてて、1週間前と比べると200人前後と半減。少ない人だと2ケタまでに抑えられています。
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