[厚生労働省]海外の感染・発生状況について[5/11]

5月11日までの新型コロナウイルス、海外の感染状況を表したグラフです。
データは「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年5月11日版)の国外の発生状況について」に基づいてます。
世界の新型コロナウイルスの感染状況の推移
世界の感染数の推移が見やすくなるように、動画にしてみました。YouTubeで公開中。
海外の新型コロナウイルスの感染者数の推移グラフ

グラフを見てもわかるように、現在アメリカが感染の中心地として新型コロナウイルスが拡大していて、世界の感染者数の約3割となっています。
5月11日、アメリカ国内の感染者が、20,039人が確認されました。2週間以上で連日2万人以上の感染が確認されています。
そのため、アメリカだけで感染者の累計が133万人近くとなっています。
全体的に見ると徐々に横ばいになるような動きなってしてますが、他の国と比べるといまだに数倍以上の開きがありしたが、ロシアやブラジルの感染が1万人を超えてきたことから、状況が変化してきました。
アメリカの感染者数を除いたグラフ

5月1日に、新型コロナウイルスの発生源であった中国でしたが、他の国で感染が広がったことで、感染報告の上位から外れました。
こうしてみると、中国以上に他の国で新型コロナウイルスの感染力がどれだけ驚異なのか感じさせられます。
11日のロシアでの感染者は、10,997人と1週間続けて1万人以上が確認されています。これはアメリカに次ぐ感染者数でとなっています。
このままだと現在、世界2番・3番目に新型コロナウイルスの感染が確認されている、スペインやイタリヤを2日ほどで超える勢いです。
ヨーロッパ圏で徐々に感染数は落ち着いてますが、イギリスでは3,923人が確認されたことで、イタリアを超えてイギリスが第3の感染国と移り変わりました。
他の諸国よりも4倍以上となってしまってるため、早ければ明日には第2の感染国であるスペインを超えてしまいそうです。
海外の新型コロナによる死亡者の推移グラフ

5月11日、アメリカでの死者は779人でした。1ヶ月以上で毎日1,000人以上がなくなっていましたが、やっと3ケタまでに落ち着いた。ただ、感染報告が2万人を超えているため、油断できない状況が続いている。
同日のロシアでは、連日の感染報告が1万人が確認されていますが、死者は88人と爆発的な急増にはなっていない様子です。
11日、イギリスの死者数は268人と減少傾向となった。ヨーロッパで一番多くの報告続いてた状況が変わりつつあるようです。
ヨーロッパ圏で多くの死者が出ていた、イタリアやスペイン、フランスなどは、徐々に死者が減ってきてて、1週間前と比べると200人前後と半減しています。
WHOがパンデミックを宣言
