[厚生労働省]海外の感染・発生状況について[5/6]
5月6日までの新型コロナウイルス、海外の感染状況をグラフです。
データは「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について（令和２年5月6日版）の国外の発生状況について」に基づいてます。
世界の新型コロナウイルスの感染状況の推移
世界の感染数の推移が見やすくなるように、動画にしてみました。YouTubeで公開中。
海外の新型コロナウイルスの感染者数の推移グラフ
グラフを見てもわかるように、現在アメリカが感染の中心地として新型コロナウイルスが拡大していて、世界の感染者数の約１/4となっています。
5月6日のアメリカ国内の感染者は、22,431人の報告となり累計の感染者が120万人を超えました。
全体的に見ると徐々に横ばいになるような動きなってしてますが、他の国と比べるといまだに4倍以上の開きがあります。
アメリカの感染者数を除いたグラフ
5月1日に、新型コロナウイルスの発生源であった中国をブラジルが越えたことにより、感染報告の上位から外れました。
こうしてみると、中国以上に海外での新型コロナウイルスの広がりや感染力がどれだけ強いかが、改めて感じさせられます。
6日でのロシアの感染者は10,089人と連日1万人以上の報告がされてアメリカに次ぐ感染者数となっていて、新型コロナウイルスの感染が急速に広がっています。
1日1万以上の報告は、アメリカ以外では報告がありません、アメリカが1日1万人を超えたのが3月29日で、そこから1ヶ月以上も続いて1万人を超える感染報告されてます。
このままだとロシアは、これまでに多くの新型コロナウイルスの感染報告があるスペインやイギリスを数日で抜いて、第二の新型コロナウイルスの感染国となっていきそうです。
他の国ではブラジルで、感染者数が６,871人の報告があります。ブラジルも極めて危ない状況が続いています。
一方で、感染が深刻化してたスペインやフランスは、徐々に落ち着きをみせています。
海外の新型コロナによる死亡者の推移グラフ
５月6日でのアメリカの死者は2,158人となり。全体的には1日置きの増加と減少を繰り返してきてた状況からみると横ばい傾向になってますが、他の国と比べると4倍近くの開きがあります。
連日の感染報告が1万人を超えているロシアの死者は、95人と急激な増加はしていませんが、今後の死者が急増しないか心配されます。
ヨーロッパ圏で多くの死者が出ていた、イタリアやスペイン、フランスなどは、徐々に死者が減ってきてて、先週１週間と比べると約半数までに減少してきてます。
WHOがパンデミックを宣言
