[厚生労働省]海外の感染・発生状況について[4/30]

4月30日までの新型コロナウイルス、海外の感染状況をグラフです。
データは「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年4月30日版)の国外の発生状況について」に基づいてます。
世界の新型コロナウイルスの感染状況の推移
世界の感染数の推移が見やすくなるように、動画を作成してみました。YouTubeで公開中。
海外の新型コロナウイルスの感染者数の推移グラフ

グラフを見てもわかるように、現在アメリカが感染の中心地として新型コロナウイルスが拡大していて、世界の感染者数の約1/3となっています。
4月30日、アメリカの感染者数は26,851人で、アメリカだけで新型コロナウイルスの感染報告が昨日に累計100万人を越えた。
全体的に見ると徐々に横ばいになるような動きなってしてますが、他の国と比べるといまだに4倍以上の開きがある。
アメリカの感染者数を除いたグラフ

4月30日、新型コロナウイルスの感染拡大しているロシアは4月20日から6日続けて6,000人近くの感染者が確認されてます。
またグラフでは表示されていませんが、ブラジルの新型コロナウイルスの感染報告が中国を越える勢いで、30日には6,000人以上の感染者が報告されています。
現在、ロシアは増加傾向にあるため、これまでに感染が報告されているフランスを越え、さらに感染拡大が急増するとイギリスやドイツを越える勢いになりそうです。
ヨーロッパ圏で現在、最も多くの感染報告があがっいるイギリスは昨日の段階で、ドイツの感染者数を越えました。30日の感染者は4,076人と4,000人を上回った。
また、感染が深刻化してたイタリアやドイツ、フランスは徐々に横ばいか減少と落ち着きを見せ、2,000人を切るほどまで少なくなっています。
海外の新型コロナによる死亡者の推移グラフ

4月30日、アメリカの死者数は2,553人と1日置きの増加と減少を繰り返してきてた状況からみると横ばい傾向になってきたように思えます。
ロシアは、ここ1週間で新型コロナウイルスの感染拡大で患者が急増している影響で、30日の死者数は105人となり、1日の死亡報告が100人を越えました。
イギリスは30日、死亡者の集計方法を変更したことで、4,419人と激増しています。これまでは病院での死亡を集計していたものを、自宅や介護施設などの死亡者も集計に加えたことによるものです。
ヨーロッパ圏で多くの死者が出ていた、イタリアやスペイン、フランスですが、徐々に死亡者の数が減少傾向となってます、27日までイギリスはここ2日続けて500人以下と減ってきてましたが、29日は586人と増加しました。
WHOがパンデミックを宣言
