タイ国内 危険感染症地域に中国、韓国含む6ヵ国が指定 日本は除外

入国審査に関するアイキャッチ

発表された危険感染症地域に指定された国

危険感染症地域の指定国
中国 韓国 香港 マカオ 
イタリア イラン

具体的な処置について、発表は特になし。

検疫が強化の対象になっている国や地域

検疫強化の対象国
日本 台湾 シンガポール

渡航者の検疫内容について

検疫の対象の国からの渡航者。

対象者は空港でスクリーニングを受ける。

無症状の者を対象に、疾患の疑いのある者を発見することを目的に行う検査。

③ 次の症状がある人は、タイ国内の病院においてウイルス検査を受ける。

体温が37.5度以上ある人で「咳、鼻水、のどの痛み、頻呼吸、呼吸困難」いずれかを伴う症状がある方

タイ保健省から協力の要請

新型コロナウィルスによる感染が多い国や地域からタイへ入国した場合、次についてタイ国内で要請が出ています。

  • 不特定多数の人が多く集まるような場所へ訪れることを自粛する
  • 対象の9カ国から入られた人は、発症までの潜伏期間の14日間は自己観察する
  • タイ入国後の14日以内の間に風邪のような症状が出た場合は、速やかに病院へ

予防策としてマスクの着用や手洗いうがい、アルコールによる消毒をお願いします。

タイへ入国で発生した事案

日本への渡航歴のあるタイ人感染者が、日本への渡航歴を当初申告していなかった事案が発生し問題となりました。

これが日本からだけではなく、他国への渡航歴についても申告が漏れてる可能性も考えられます。

タイ保健省からの新型コロナウィルスに関する発表内容

  • 3月5日夜、タイ保健省はタイ感染症法に基づき、韓国、中華人民共和国(含:マカオ、香港)、イタリア、イランを危険感染症地域に指定する旨を発表しました。
  • 現在のところ当該危険感染症地域に日本は含まれておりません。
  • 一方で、日本を含む感染例が増加している地域からタイに渡航した方に対する検疫強化及び“タイ入国後14日間の自宅等における症状の観察等の協力要請”は継続しています。

 

タイ保健省の発表の要旨は以下のとおりです。

 

  1. この布告を「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する国外地域を危険感染症地域に指定する2563年保健省布告」と称する。
  2. この布告は、官報掲載の翌日(3月6日)から効力を生じる。
  3. 以下の国外地域を、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する危険感染症地域と定める。
    • 韓国
    • 中華人民共和国(含:マカオ、香港)
    • イタリア
    • イラン

 

現時点において、当該危険感染症地域からの渡航者に対する具体的な措置は発表されておりません。

なお、現在のところ、日本は当該危険感染症地域に指定されておりませんが、これまでの当館からのメールでもお知らせしているとおり、日本を含めた感染例が増加している地域からの渡航者及び14日以内にこれらの地域に滞在した渡航者については、検疫強化の対象となっており、タイ保健省は、“タイ入国後14日間の自宅等における症状の観察等の協力”を要請しています。

また、入国時や病院受診時など、必要な場合にはきちんと日本等への渡航歴をご申告いただくようお願いします。

外務省海外安全ホームページ
在タイ日本国大使館ホームページ
タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)

その他の新型コロナウイルスの感染情報に関して

[新型コロナウイルス]タイの最新ニュース・感染状況まとめ 
今回の記事は、タイの新型肺炎:コロナウイルスに関して近況やニュースをまとめてます。すでにタイに居られる方やこれから向かわれる方、近いうちに行こうと計画している方には特に気をつけて欲しいと思います。そういった方に向けた現段階のタイの新型コロナウイルスの感染状況について紹介いたします。最新情報以外に時系列順にまとめて紹介してます。

 

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