2019年12月31日に、世界保健機関(WHO)への最初のコロナウイルス報告が行われた。
2020年1月1日に、発生源の武漢華南海鮮卸売市場が閉鎖になり、1月7日に新型コロナウイルスであることが発表されて、そろそろ3ヶ月が経とうとしてます。
ここではタイに関する新型コロナウイルスの感染状況や規制強化に関することを記事にしてます。

タイのホームページをいくつか調べてたら「タイ政府観光局」で空港を利用している旅行客数を集計している、データを公開されてるページを見つけました。
これを見てみると、2020年と2019年でスワナンプーム国際空港の利用した旅行客数を見ることができます。比率を見ると新型コロナの影響をもろに受けてるのが伺えました。
このデータに、これまでに新型コロナウイルスが与えた内容を反映させたら、どのようなタイミングで影響が出てるかが分かりやすくなると思うので記事にしてみました。
(※この記事は2020年3月29日に書かれました)
新型コロナ感染前までのスワンナプーム国際空港
2019年と2020年の1月1日から26日までを見ると、2020年のスワンナプーム空港の旅行客数は増加傾向にあった。
中国の海外団体旅行の禁止令が出る直前、1月24日には1日の利用客数が約7万人なっていた。
これは、2019年の年末頃に匹敵する多さ、各所の規制が厳しくなる前に移動してきた影響かわからないが、この日をピークに急激な下降を始めます。
1月のスワンナプーム国際空港の旅行客数
1月13日、中国国外だと初めてタイで、新型コロナウイルスの感染が確認されました。日本では16日に、初めての感染を確認されました。
23日、武漢市が人の出入りの制限がはじめられました。
27日、中国の海外団体旅行の禁止が発令されました。この影響で旅行客数が1月30日に約25%まで落ち込んでいます。
1月31日での新型コロナウイルスによる感染者は、計25人うち19人が入院、6人が回復して退院しています。
2月のスワンナプーム国際空港の旅行客数
2月11日にタイ政府が、クルーズ船「ウエステルダム」の入港を拒否する発表。13日に入港予定だったが、2月3日に日本・横浜に入港した「ダイヤモンド・プリンセス号」の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、水際対策の実施されました。
同日11日、WHOが新型コロナウイルスの感染による疾患を「COVID-19」と命名を発表。
2月20日、新型コロナウイルスの拡大を受け、タイ国際航空の減便や運休の発表がありました。アジア路線を中心に決定。
2月29日での新型コロナウイルスによる感染者数、42人のうち14人が入院、28人が回復して退院しています。
2月のスワンナプーム国際空港の旅行客数は、2019年と比べて約50%まで落ち込みました。
3月のスワンナプーム国際空港の旅行客数
3月2日にタイ国内で、初の新型コロナウイルスによる死者がでました。
3月11日、新型コロナウイルス拡大でタイへの入国規制が強化が開始。イタリア、韓国、イランの国民を対象にビザなし入国を取りやめになりました。
3月17日、バンコクのお正月にあたる「ソンクラーン(水かけ祭り)」の延期が発表されました。ソンクラーンは、毎年4月13日から15日に固定されて行われるのですが、新型コロナウイルスの影響で延期になり、開催については現在調整中。

3月21日、新型コロナウイルス集団感染の影響で、バンコク都内の商業施設の閉鎖。3月22日から4月12日までであったが、後に4月30日までの延長が決定された。
3月22日、タイ入国を強化、搭乗する72時間前まで新型コロナウイルスの陰性である健康証明書、10万ドル以上の海外保険に加入が条件となった。

3月26日、タイ首相による非常事態宣言が発令された。これにより、一般旅行客の入国が禁止に。
3月28日での新型コロナウイルスによる感染者数、1245人のうち1139人が入院、100人が回復して退院、6名が死亡しています。
3月のスワンナプーム国際空港の旅行客数は、タイ入国禁止になってからはで数百人ほどです。
さいごに
2020年ソンクラーンにまたタイへ行こうと計画をしていたのですが、飛行機の心配よりも先にソンクラーンの延期が決まってしまった。
同じように計画してる方が少なからず居ると思うのですが、新型コロナウイルスの影響でどうしようもなくなってるのが実情のようです。
新型コロナウイルスの最前線で奮闘してくださってる医療従事者の方々には只々、頑張ってくださいとしか言えません。早い段階で終息の目処が経たないかと願うばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。