サワディーカップ。ぱたやまです。
バンコクでお酒を飲みながらビリヤードを遊んでたら、相手をしてくれてた女の子から「クルンテープにいつ来たの?」って聞かれたことがありました。
遊んでお店の名前じゃないし、そもそも「クルンテープ」ってなに?ってなりますよね。
聞き返して見ると「バンコクのことだよ」って言われて、バンコク のどこかの地名のことなのかなぁってその場では流してしまいました。
タイの首都バンコクの正式名称
「クルンテープってなんだろう」って調べてみたら、バンコク の正式名称の一部ってこと代わりましたが、バンコクの正式名称ってめちゃくちゃ長いんですね、タイ人でも覚えられないってどないなこっちゃ。
クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
何かの呪文じゃないかってぐらいで、文字数は125文字で世界第一位の長さになります。
バンコクと他国の都市名を比較
ちなみに第二位はスリランカの「スリジャヤワルダナプラコッテ」で文字数は14文字、第三位はブルネイの「バンダルスリブガワン」でこちらは10文字になります。
世界第二位をぶっちぎっての世界第一位、いやぁ〜長い名前です。
名前が長くても有名なピカソは
世界的な画家パブロ・ピカソのフルネームは長いことでも有名です。
パブロ、ディエーゴ、ホセー、フランシスコ・デ・パウラ、ホアン・
文字数は79文字、バンコク の正式名称の約3分の2の長さでした。
ちなみにピカソ本人は自分の名前をフルネームで言えてなかったので、それよりも長いバンコク の正式名称はタイ人でも言えないのはなんだか納得してしまいますね。
バンコクの正式名称を日本語に翻訳する
バンコク の正式名称を日本語に翻訳するとこうなります。
インドラ神が、ヴィシュヌカルマ神に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、インドラ神の戦争のない平和な、インドラ神の不滅の宝石のような、偉大な天使の都
割愛すると、「神が住む平和な素晴らしい都」ってことになるのでしょうね。
でもここまで調べて1つ気になることは、「バンコク」って名前です。バンコク の正式名称の中に「バンコク」って言葉が出てきません。
なぜバンコクって呼ばれるようになってのでしょうか?
バンコクの名前の由来は?
バンコクは、タイ語の発音で「バーン(グ)コーク」となります。
バーン(グ)は水辺の村を意味し、コークはマコークというウルシ科の樹木のことを意味し、かつて当地はマコークが生い茂るチャオプラヤー川沿いの小さな村でした。
かつてのアユタヤー時代には、海外各国との交易で栄えていたアユタヤーの王朝を守るため、バンコクはチャオプラヤー川を往来する船の監視をする、重要な防衛拠点として機能していました。
その頃に、海外から渡来した西洋人が地名を誤用して使っていたものが拡がり、そのまま今日に至ってもタイ以外の国では、今のタイの首都「クルンテープ」のことを、当時の誤用のままにバンコクと呼ぶようになってしまったのです。
タイでクルンテープを使うと喜ばれる
現在はバンコクと使ってもタイ人にも定着して当たり前のように使ってます。
そんな中でもクルンテープを言ってみると、タイのこと知ってるって嬉しくなるのか、すぐに仲良くなるきっかけ作りになります。
または、全部言えるの?って冗談で聞いてみるのも面白いかもしれませんね。
バンコクの正式名称のまとめ
バンコク の正式名称はめちゃくちゃ長かったですね。でもそれを知ってるでタイ人との会話の話題になるので面白いですよ。
別ので長いの「はじめまして」ってタイ語で「インディーティーダイルーチャカップ」になります。日本語に訳すと「あなたにここで会えて光栄です」ってなります。
これも長いですが、言えたら相手も「おおっ!」って喜んで貰えます。タイに旅行する際に覚えたい言葉です。